私は、がん患者である事を隠しぎみです。

乳がん
ことはる
ことはる

こんにちは。

ガンと13年以上共に生きてる、ことりはるえです。

日々の「輝く何か」を発信していきます。

「輝く何か」…としたのは、生きていられる以上、どんな事であっても“輝かしい事である“と思い込みたいからです♪

何故言えないのだろう?

何故だろう?

と、時々考えます。なぜ、正々堂々

「私は乳がんやってます」

と、簡単に言えないのでしょう???

理由のひとつ

多分、がんになった当時、勤務していた職場は

「健康であらズンバ、人にあらず!」

といった雰囲気の漂う職場でした。

多少大袈裟ですが、そんな社風であったことは事実です。

インフルエンザにかかっても言えないくらいの職場ですもの(笑)上司に嫌味を言われまくるのです。

「普段の生活がだらしないからだ!」

的な…

ウイルスのせいじゃなくて、罹患者のせいなのです。まあ、そうかもしれないけど…

だから、いましたよ。明らかに体調悪いのに出勤してる人。ほぼ、そうだった気がする…

多分、まだまだ日本の中小零細企業には、そんなレベルの企業、実は多いのではないでしょうか?

今は、もお辞めてるのでどうか分かりませんが、あの職場はコロナも言い出せないんじゃないか…

と心配になります。

まあ、そんな経験が少し影響しているのでは?と推測します。

理由二つ目

その職場で、ワタシは採用担当をしてたのですが、上司からは、

「面接の際に必ず既往症を聞くように」

と言われます。

もし、既往症があったらそこを考慮して採用する!ではないんです。

逆です。

既往症があったら、不合格!

とするのです…

なんてこったい(°▽°) と思いませんか?

ワタシは

「病気の人が転職を試みても、定職につけない可能性が大きい」

という、あってはならない隠された現実があることを知っているのです。それも、私の心に影響を及ぼしているのではないか…と感じています。

理由三つ目

旦那に申し訳ないと思っている…

です。

『乳がん患者の夫』

の、気持ちが正直なところわからないからです。

心配かけてごめんなさい

迷惑かけてごめんなさい

とまあ、思うわけですよ。

だから、旦那がもしかして隠したがっているかもしれない… と推測するのです。本音のところ。

旦那は優しくて心のでっかい人だから、そんなこと気にもしないと思うのですが…

結論

なんや、かんや言い訳こきましたが、自分が1番自分を信じられずにいる…というか、自信が無い…というか。

怖いんですよ。

なんか、怖いから、言えないだけなんだと思います。

『ワタシは、がん患者です。』

たったその一文が言えない臆病者なんだと思います。

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